オコエ瑠偉仰天髪型でキャンプイン
2月1日からプロ野球の全球団が国内外でキャンプインして、いよいよプロ野球の季節を迎えます。その中で、キャンプ前日の1月31日に、東北楽天イーグルスも、気温21度で快晴の穏やかな空気の漂う沖縄本島の西100kmにある久米島に入りました。
昨年のドラフト1位のルーキーオコエ瑠偉外野手(関東第一高校出身)も3人の新人と1軍に抜擢され久米島でキャンプを開始しましたが、いきなり度肝を抜く髪型で登場いたしました。
その髪型は、後頭部をV字型に刈り込み、さらに側頭部まで刈り上げたものですが、左右非対称のアシンメトリーで右側がよりカットされています。後ろから見るとハート型にも見え、正面から見ると頭に皿を載せたようにも見えます。その髪型をオコエ外野手は、自ら「オレ流ヘア」と命名しアピールしていたようです。
カットは、自ら美容師にに注文した独自のヘアスタイルで、カットをしたのは松井裕から紹介された美容師だという。松井は練習が有ったため同行できなかったようですが、美容室に話を通してくれていてスムーズにカット出来たようです。
オコエ瑠偉が、カットを終えて、お金を払おうとしたところ、店の方から「お代は松井さんから頂いています。」と言われたそうで、入団祝いだったそうですが、松井の後輩に対する思いやりにも頭が下がります。松井自身、新人時代にメディアに注目され自分を失いかけた経験が有るだけに、後輩のことが気になったようです。
オコエ瑠偉も先輩の気遣いに感動した様子で、「初めて声をかけてくれたのも松井さんで、これからもずっと付いて行きます。」と話していた様です。慣れないところで頼りになる先輩や同僚がいるのは本当に心強いものです。
新人離れした発言や大人の対応で注目を集めるオコエ瑠偉外野手ですが、飛行機の中では「先輩たちに挟まれた席で緊張し緊張しっぱなしでした。肘掛には腕を置けないし、足を開くなんてもっての外」と新人らしいところも垣間見せていた様ですが、ヘアースタイルに見せる大胆さと先輩に気遣いする繊細さの両方を感じさせるキャンプ前の一コマです。